Saturday, November 10, 2012

サンディ後と選挙と雪と

今週は、世の中はバタバタとてんこ盛りの1週間でした。

ニューヨークは、マンハッタンも含めてほぼ通常通りの様相ですが、海に近いところはかなり壊滅的で、1週間経ったあとでもまだ電気が戻っていないという状況でした。

このニューヨーク誌のカバーの写真、一気に出回ってましたが。ローワーマンハッタン一帯が真っ暗。結局この地域に電気が戻ったのは5日後でした。

たまたま知り合いについていったその地域ではがれきや砂の山が至る所にあって、道端の発電機が明るく道路を照らしている以外はけっこう立派な家々の立ち並ぶ通りもひっそ〜りとしていました。発電機がある家がほとんどのようですが、それでも家の中は寒くて、なにより浸水した家は悲惨な感じがわかりました。



そして火曜日は大統領選で、オバマ大統領が再選と盛り上がり、翌日はノアイースターという吹雪に見舞われ、2週間の間に熱帯低気圧と温帯低気圧がやってきてくれたのでした。
 午後からせっせと雪が降り始め、、、

まだまだ降ってる‥。

翌日はお天気も良かったのですが、それにしても寒い‥。
そういえば、去年は10月の終わりにいきなり大雪が降って、それ以降調子抜けに暖冬で、今年の夏は確実に冷夏でした。あちこちで聞こえてくるグローバルウォーミングですが、なんであれ、個人的には今年も暖冬大歓迎。

Friday, November 2, 2012

breakneck ridge

ハリケーンが来る前に行っててよかった、ブレイクネック。マンハッタンから1時間半くらいのところにあるハドソン川沿いの高台の連なるハイキングコースです。ハイキングといっても、ルートによってはロッククライミングに近いようなところもあって、けっこうきついです。
マンハッタンのグランドセントラル駅からメトロノースの電車で1時間半くらい(週末は往復で$25くらい)という手軽さと、登山ほど本気でなくてよい気軽さ、多様なルートが人気なんでしょうか、ちょうど紅葉の見頃だった10月下旬の週末は、電車はブレイクネック行きの乗客でいっぱいでした。
高さは「山」ほどではないのですが、景色が最高。話には良く聞いていたのですが、実際に来てみるとやはり感動的な見晴らし。ハドソン川の向こう岸は同じような高地が少しあって、その向こうは延々と続く紅葉の平地と、マンハッタンから電車でこんなところに来れるというのが少し驚きです。

わんこたちもはりきって来ていました。

奥のほうにはこれまた延々と続く紅葉の木々の絨毯で、黄色や赤や緑の太陽に照らされてきらきらと。空の青とのコントラストがとてもきれいです。
まさにパワースポット。

上から見る景色も最高ですが、森のなかも紅葉がきれいで、癒されまくりでした。


紅葉というより、黄金に輝く葉が‥。加えて鮮明な赤や緑が黄金絵巻のように圧倒的で、春の緑にはない力強さでした。桜も良いけれど、秋は響宴といった趣。

そしてこのふもとには、Cold Springというこじんまりとした可愛らしい村があって、夏のリゾート地のような感じの趣のあるところでした。
こんなにかわいいサイン。ロングアイランドのハンプトンとかが東の別荘地なら、ここは北の避暑地といった感じ。気取った感がないのがさらに良い!壁のつたの紅葉がきれいすぎる‥。


電車はこんなところを走っていて、まるで「千と千尋の神隠し」のあのシーンのようです。

そして約1週間後にハリケーンがやってきたわけですが。どう様変わりしたのか気になるところです‥。

Thursday, November 1, 2012

さんでい

ハリケーンサンディは、けっこうすごかったみたいです。
他人事みたいですが、一応台風の国で育ったので、多少の嵐なるものは基本的に楽しみで、学校とか仕事休みになるからラッキーみたいな、そういうエキサイトの仕方をするんです‥。

マンハッタンに用があった日曜日、夜の7時にすべての地下鉄がシャットダウンするというので、買い出し客で大混乱のスーパーを後にして5時頃にはそそくさと帰宅。
14丁目のユニオンスクエアには、ConEd(電気屋)のトラックがずらっと待機していて、なかなか圧巻な風景でしたが。


とか安心させといて、実はそのあと月曜日には14丁目の東岸にあるプラントが爆発しちゃったりしてました。
Σ( ̄ロ ̄|||) 見るだにおそろしい‥ プラント爆発って、やっぱりアレ思い出してしまいます。


そのせいなのか、詳しい事は確認してませんが、ローワーマンハッタン一帯は停電。大洪水も発生してかなりパニクった模様でした。知り合いも数人その地区にいたので、しばらく連絡もとれず、とりあえず大丈夫だろうなあとは思いつつ、かわいそうでした。
リアルタイムでネットにはおぞましい風景の画像や動画が次々とアップされ、窓の外でどーんびゅーんと強風に揺れる木々の音を聞きながら、「そろそろ来るかなぁ」(電気、ネット、水止まる心配)と覚悟しましたが、幸いうちの周辺はほんとうに何もなく、普段ぶつぶつ切れるのに、こんなときにはえらく頼もしいネット状況には感心したものでした。電気も、2、3回一瞬ちらついたときは「ひっ」と思ったもののなんとか持ってくれて、うちはニューヨークじゃないのかもとさえ思ったものでした。

月曜日は満月も重なって、満潮の頃には洪水がすごかったようですが、なんといっても、車が、流されているのには、やはりぎょっとしました。
大雨なんかでも水はけの悪さが目に付くニューヨークですが、そもそもハリケーンなどとは無縁に近いところで免疫がないのにこんなおおげさにやってきてくれたらさすがに麻痺してしまうのは無理もないです。

そういうわけで、かなり信じられない風景もありで、ニュージャージーの沿岸部も大規模な洪水に見舞われて、家の横をなぜかサメが泳いでたりブロンクスズーからはアシカさんが脱走したり、笑っちゃいけないけど、、でもこれ、みたいな画像もたくさん出てきて、いろんな意味で大変でした。ブルックリンブリッジのたもとにあるカルーセルもすっかり水に浸かってしまったようで、、ちょっと悲しいです。

月曜日の夜がピークだったんですが、火曜日の朝、おそるおそる外に出てみると、、、木の枝がいっぱい落ちてる程度で、特に惨事という惨事も見つからず。
路上駐車するしかない車の持ち主は寝るどころじゃなかっただろうなあと思いつつ、歩き回っていると、いつになくリスの姿が多い‥。かなり活気に満ちた感じ。ハリケーンで興奮が収まらないのか、それとも落ちた木の実集めで大忙しなのか。冬眠に入るリスさんたちには大収穫のチャンス!
ハリケーンが去って2日経った今もローワーマンハッタンの一部はまだ電気が戻っていないようだし、クイーンズやブロンクスの一部も今日の午後やっと復帰して、地下鉄はとりあえず全復帰にもうしばらくかかる模様ですが、今年のハロウィンはちょっとすごいことになってしまいましたね。
地下鉄は現時点でこんな感じに、ローワーマンハッタンとブルックリンがぶっつりと分断されていて、被害のあった地域が一目瞭然。(色が薄くなっているところが復旧待ち)

しかしこんなとき、電気その他復旧に携わってるひとたち、こんなときぐらいはさすがに尊敬されるべきですよね。